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お札(紙幣)を作る工場「国立印刷局」を見学してきました

2019年1月3日

お札を印刷する工場ってちょっと気になりませんか?

お札を印刷する工場は「国立印刷局」といって、東京、小田原(神奈川)、静岡、彦根(滋賀)の4工場があります。

100円玉などの硬貨をつくっているところを「造幣局」と言います。

今回訪ねた小田原工場は、お札を作るところなので「印刷局」です。

工場見学に出かけてきましたので、ご紹介しますね!

 

小田原工場基本情報

  • 場所 神奈川県小田原市 JR 鴨宮駅から徒歩15分
  • 駐車場あり
  • 見学 火曜日・木曜日 1日2回
    ①9時半〜 ②1時〜
    開始時間の15分前に到着すること

申し込み インターネット受付または電話受付

※受付後、再度書面にて参加者の氏名・年齢・住所を提出
用紙が送られてくるので、郵送またはFAXで返送します。(メール添付不可)

 

工場見学の流れ

工場の入り口で案内の係の方が待っています。案内に従って敷地に入り、荷物チェックを受けます。

その後荷物は個別のロッカーに入れ、私物を持ち込むことはできません
(小学生の団体も一緒でしたが、水筒は説明を受ける部屋に持ち込んでいました)

  1. 説明を聞いた後、映像の上映
  2. 工場に移動し、見学
  3. 元の建物に移動し、お札の工夫や、歴史について学ぶ
  4. アンケートを記入し、お土産をいただく
  5. アンケート終了次第解散(資料室に再入場・この時は写真撮影可)

①国立印刷局について説明を聞き、映像を見る

1回で40名が定員です。この日は36名が参加しました。

映像は子どもにわかりやすいアニメです。映像は5〜10分程度だったかな??

小田原工場は、紙の製造から印刷まで一貫して作ることができる工場で、これは世界的に珍しいのだそうです。

他にもパスポートや切手も作られているそうです。

 

②工場に移動

この日は2つのグループに分かれ、それぞれに担当の方がついて工場を案内してくれました。私たちのグループは4家族があつまったグループでした。

工場に行く途中、お札の原料となる「みつまた」という木が数本植えられていました。お札に使用するみつまたは国産だそうです。

国産のみつまたに、フィリピン産のアバカというバナナの葉のような植物の繊維を合わせて丈夫なお札が出来上がるそうです。

質問があればその場で係の人に質問をします。企業秘密で答えられない質問もあるそうですが^^

ペンがないのでメモが取れませんでした。聞いたけれど忘れてしまったことが多々……そのことを小4兄に言うと、「あーいうときはメモをとらない方がいいよ。係のひとの話に集中できるから。」と諭されました。

※残念ながらこの日、機械の故障で動いている機械(お札を印刷しているところ)を見ることができませんでした……

こういうトラブルのある日でも、特に連絡が来ることはありません。

とても残念でしたが、インクのロールを取り外していたり、これはこれでレアな見学でした。でもやっぱり印刷しているところを見たかったなぁ……

動いている生産ラインは、ガラス越しに上から見ることができます。

 

③お札の歴史や、偽造防止の工夫を学ぶ

係の方から説明を受けます。展示室電話お話を聞いたり、お札を拡大鏡で見たり。

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※全体的にお話を聞いている時間が長いので、小さいお子さんは退屈だと思います。他のグループとも一緒にまわることになりますので、別行動ができません。小学校中学年(高学年)以上がおすすめだと思います

偽造防止の透かしやホログラムは知っている方も多いと思いますが、

  • ブラックライトを当てると光る特殊インク
  • お札を傾けると文字が浮かび上がる
  • 印刷を触ると少し盛り上がっている(凹版印刷)
  • 虫眼鏡で見るとわかるマイクロ文字

など、知ってましたか?

さて問題。
下の写真の上としたのお札。この時期に何が変わったか写真でわかりますか?

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答え「日本銀行券」の文字が今の左から右へ書く様式に変わったんですね。

見学は印刷工場の部分のみでしたが、製紙工場の部分の模型がありました。

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紙、ながっ!

 

④アンケート記入・おみやげ

アンケートは子どもも書きました。「どうでしたか?」といった簡単な内容です。

子どもにはお土産あり。

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  • お札の学習用プリント
  • お札について学べる冊子
  • クリアファイル
  • 記念スタンプ用台紙(押してきました)
  • お札のマイクロ文字が観察できる拡大鏡

⑤一億円を持ち上げる?

資料室に再入場。顔出しパネルあり^^
ここからは写真が撮れるので、記念撮影をしました。

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もちろんこのジュラルミンケースに入った一億円(風)を持ち上げてみる!

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案外軽くて、ひょいっと持ち上がってビビる。
「重っ!」って言う準備してたのに^^

 

まとめ

  • 小田原の国立印刷局は、紙から印刷まで一貫して製造している、世界的にも希少な工場です。
  • お札をめっちゃ印刷しているところが見られます。ただし、メンテナンスなどでラインが止まっている日もあります……
  • 全体の時間は予定では90分。お話を聞いて学ぶ時間が長いので、小学生以上(2・3年生以上かな〜)の方におすすめです。
  • 小4兄と小2妹の感想は「楽しかった〜。」

今この記事をまとめていて思うのですが……お札のことや、見学してきた内容は、すべて国立印刷局のホームページに書いてあります……(小声)

www.npb.go.jp

お札の工場で働くって、どんな気持ちなんだろう……

(*Ü*)ノ" またのお越しをおまちしています

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